ツーショットダイヤルのスリル感を覚えてピッポッパッ♪

私は北九州育ちの女の子。

21歳の頃、2年4ヵ月くらいかな?付き合っていた彼氏『剛』と別れたのだ。ルックスはいまいちだったがユーモアがあり毎日楽しい日々を送ってたつもりだ。なのに、そう…振られちゃった…

しかもさむぅーいさむぅーい12月しょっぱなにふりやがった。あほか…クリスマス前になんしちょんのっっと怒りを抑えながらも涙は抑えられなかった。自分を評価するとまぁ…中の中くらい。きっと中の上、もしくは上の中…上の上?!の素敵な女性が現れたのだろう。それならしょうがないっ上には上が…

でも、いいの!私には友達がいるから!ペットの猫ちゃんもいるから!ひとりじゃないっっっ!…そうでも思わないとやってらんない。それから2日後、友達らが飲みに誘ってくれた。慰め会だろうとルンルン♪でいった。

一人じゃない淋しくないと実感できるからだ。その日は飲んでは食って歌って飲んで飲んでーってな感じで楽しめた。とても友達らに感謝感激。…が家に帰ると…あれ?やっぱり淋しい。気を紛らす為にもほろ酔い気分でお掃除開始っ! 台所。洗面所。トイレ。お風呂。水回りの掃除は恋愛運UP★となんかの雑誌にかいてあったのを思い出した。深夜12時を回ってるというのにこの満ち溢れたやる気はなんだぁぁっっっ

その時一つのポケットティッシュがお風呂と洗面所の間の隅に転がっていた。かばんに直そうとした時、ティッシュ表紙の『出会い』に目を奪われた。…出会い系サイトだ。『テレクラツーショットダイヤル』と記載されていた。

テレビニュース等の影響で出会い系サイトというものに私は良い印象を持っていなかった。…だめだめっそそくさ、かばんになおし、ベットに横たわった。数分後、もう一度かばんから取り出し手に取って睨めっこ。お酒のせいか…ピッポッパッ …かけちゃった。

案内ガイダンスが流れ、それに従って操作した。すると「こんにちわぁ○○ですぅ」と40代前半くらいのおっちゃんの声がした。つながっちゃったみたい。びっくりした私は、つい…ブチっ! きっちゃったっ

ちょっと可笑しくなって再チャレンジっ。今度は20代後半の人とつながった。低く渋い良い声だった。名前は『聡志』お互いの恋愛観を話し、歳も近いせいか意気投合した。次の日会う事になり、車で向かえにいくと言われたが、まだ信頼出来ない私は、人通りが多い小倉駅のファーストフード店で待ち合わせをお願いした。

ドキドキして待ち合わせ場所へ向かい、灰色のコートを着てるというのでその目印の男性を探した。が、該当者多数っっ…あほか聡志…そう思った時、一人の男性と目があった。『あっっ聡志くん?』『いぇ、直樹です。』…ちーん

すると、奥で男性が手を振っていた。『聡志ですぅ』のほほんとしてる感じのイケメン風だ。元彼の『剛』より断然イケメンだ。しいて言えば背が低い。その後、おしゃべりを楽しんでまさかのまさか。付き合う事になり平和な日々を送った。

数年後、聡志はキャバクラ中毒になり自分自身を見失いだした。対応しきれず、やがて破局となった。現在25歳、ツーショットダイヤルのスリル感を覚えてしまった事でよく利用しだした。…素敵な男性が現れますように♪

そぅ願って日々ツーショットダイヤルに電話するのだ。 ピッポッパッ♪